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かながわ政治大学校専門講座講演 2005年5月28日
<平成17年5月28日 かながわ政治大学校専門講座講演「日本の教育と科学」>
5月28日、かながわ政治大学校専門講座講演に講師として出席いたしました。 最初に講演を約80分間、その後、休憩をはさみ質疑応答を30分余、行いました。 政治家を目指す方々の出席ということで、質疑応答の時間は実りあるものとなりました。 テーマは「日本の教育と科学」でしたが様々なことについて語らせていただきました。 教育改革の必要性、世界の科学技術創造立国としての日本のビジョン。日本の将来のために今、必要なものは何か。 政治家としての使命・・・。この講演によって参加者の皆様が、今まで以上に政治へ対する意欲を持つきっかけになることを願います。

※以下掲載分は当日の質疑応答の抜粋となります。
― お時間も残りわずかとなりました。
この質問で最後にしたいと思います。
それでは質問のある方、どうぞ。

質問者 愛国心、という話を先程からされていますが今の日本に誇りをもっていますか。
代議士 持っております。
質問者 私はこの講演の前に、一般講座の講演で北朝鮮の拉致被害者の方の話を聞きましたが、 このような日本では誇りは持てない・・・と思いました。 美しい四季や京都の街並み、四万十川の清流など、四季や地理的なものには誇りが持てますが、 精神的には持てません。日本の誇りはなんですか。また国会議員としてこれからどのように誇りある、 ビジョンある日本を作って行こうとお考えですか。 
↑熱弁奮ういくぞう代議士。
政治家に必要なものは勇気と決断力。
 
代議士 やはり日本人が一番誇れるものは歴史と文化にあると思います。歴史や文化には色々とありますが、 2660年の長きにわたり受け継がれてきた日本人の「和の精神」にあるのではないかと思います。 人と自然と調和する精神、春には豊作を祈り、秋には五穀豊饒(ほうじょう)に感謝するなど昔の日本にあった鎮守様の村祭りです。
日本には武士道、恥の精神、わび・さび、などがあり、これは日本固有のもので世界にはありません。特にわび・さびの様な微妙なものは日本独自の精神です。 こういった日本人の精神文化こそ日本の誇りだと思います。ですが、今はこうしたものが何となく失われつつあるような、そんな気がいたします。 このような精神文化などは日本人が長い歴史の中で連綿と受け継いできた大変貴重なものですからこれは大切にしなくてはいけない。そんな風に思います。 拉致問題のことですが、これは国家としてもっと前に分かっていたのではないか。 過去に日本の政治がもっと毅然とした態度であれば良かったのではないか。今ある状況はやはり政治の責任ではないかと思います。
今、靖国問題が騒がれていますが、これは国内の問題です。国内の問題は国内で解決するもので外から言われることはない。
米軍の基地問題にしてももっと議論をするべきです。日米安保条約があってこれは日本のためにも維持していかなければなりませんし守らなければなりません。 ですので基地をなくしてしまうことはできませんが縮小していくことはやるべきです。 今はハワイの基地から一日で物資などを輸送できる時代ですから基地縮小は可能なことです。
このような事からも日本はもっと自分達の国に誇りを持って世界に対してももっと毅然とした態度を取って良いと思います。
今、中国が産業・経済とも発展し拡大しております。途上国が先進国への仲間入りを果たす一つの目安にオリンピックの開催があると思います。 日本も昭和39年に東京オリンピックを開催しました。中国も2008年にオリンピックを開催します。 これからは日本の中国に対する経済援助は少なくなります。 様々な課題を抱えている対中問題にしても政治がしっかりとした態度を取らなければならないと思います。

←目を背けがちな「政治の責任」についても熱く語ります。
しかし、残念ながら、外交や内政についても今までは事務的に処理されている。 予算編成なども経済成長が著しいため、国民の要望はおおむね消化できた。 しかし、税収が少なくなっている現在は要望の全てを組み入れることはできない。 政治が全面に出て、政策の優先順位をつけるなど、政治判断をしなければならない。
外交的にも中国、韓国、アメリカなどに対して今まで以上にはっきりと発言して日本の立場を明確にしていく必要があります。 日本は戦後60年間で国連に対して米国に次いで第2位という運営資金を出しながら未だに敵国条項を削除されていない。 こんな外交はありえない。これは国連から見て日本は敵である、日本を敵国とみなしているということです。 国連に対しても日本の主張や立場を明確にしなくてはならない。政治の責任として世界の中の日本を築き上げなくてはなりません。 ただ、様々な課題を政治の責任として解決するとしても、その後ろに国民がいなければできません。 やはり政治は一人ではできませんし、政治家は国民の代表である、国民の代弁者である、ということを忘れてはいけません。 しっかりとした政治家がしっかりとした政策を実現していく。政治家ひとりひとりの意識改革も必要だと思います。
私も日本の将来のために一生懸命、奮闘して参りたいと思います。
今日は長い時間、本当にありがとうございました。
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